純粋、無垢、白など清らかさや汚れがない物を表す言葉は沢山あります。
私はこの言葉が苦手でしたが、この純粋と言うものの強さを知ってからは感じ方が違くなりました。
純粋無垢という言葉
ある日、仕事仲間に

アナタって純粋無垢だよね。
私が生きてきた中で初めてみたよ。
そういう人。
と言われたことがありました。でも、実は私はこの言葉が嫌いでした。
私の純粋というイメージは私がしてきた仕事の環境には鬱陶しがられるものでしたし、純粋=大人になるにつれて無くなるもの、または世間知らずだと感じていたからです。
だからなのか、はじめ言われた時は良くは取れなかったんです。
純粋とはなにか
純粋とは汚れを知らないさまといいますが、実は、どんなに私は純粋なんかじゃない!と言う方でもみなさんに純粋という部分は持っていると私は思っています。
人によって様々な純粋の形があるので、人目につかない部分か人目につく部分かで評価の対象が違うんだと感じました。
例えば、食べ物に対して妥協せず、オーガニックにこだわり、味にも『美味しい』、『口に合わない』を表現する事は食に対して純粋です。人に対して嘘をつかない人は嘘や人に対して純粋です。
このようにある部分に対して純粋さは誰にでもあるのではないかと私は思っています。
純粋は強み
純粋という言葉にいいイメージがなかった私ですが、純粋というものの強みを感じた事がありました。それは前職で上司に言われたことです。

あなたの武器は素直さです。素直な人は純粋にそれを信じ、行なっていけます。そういう人に人は心がうたれるんですよ。
という言葉でした。
私は自分自身は純粋とは全く関わりのない人種だと思っていましたし、まさかこんな風に上司に言われるとは…と思いました。
『自慢なの?』と思う方もいるでしょうが、この純粋は【仕事や人に対して行動】という部分の純粋さです。また、この純粋の反面はなんだと思いますか?
傷つきやすく、そこに染まりやすいと言う事なんです。白はほかの色に染まりやすいですよね。
逆に素直でない人は自分の考えを持ち、染まることを一度冷静に見てから行動できます。その反面、良かれと思って言われたことも耳を貸さず、自分の考えのみに固執してしまう傾向がありますよね。
全ての事に短所と長所は付き物なんです。そのバランスを取って生活していくのがとても重要で実は難しい事なんですね。
スピリチュアルをしていく上での強み
スピリチュアルをしていく中でこの純粋さは強みだと思っています。
これに関しては人の意見が分かれるのを前提に書いていきますが、純粋に取り組むとやはり、しっかりと歯車が回っているように感じます。
今だからできる事と先に出来る事の違い
私は無鉄砲と良く言われていました。ですから、私生活では慎重に考える癖をつけました。でも、仕事に関して自分ができることは、素早く行動をできるように心がけています。
また、今だからできる事というものと先にしかできない事があるという事。を知りました。
今にしかできない事というのは、その文字のごとくですが、がむしゃらに今を動かそうと頑張る事です。
先にしかできない事というのは、しっかり基盤を作ったうえでしか作る事ができない事です。分かりやすくいってしまえば、ロールプレイングゲームのレベル上げと一緒。そのレベルに達せなければ、技も魔法も覚えられないう事と一緒です。
待っていてはいけない。自分から動かなければ、自分のレベルは上がりません。また、このレベル上げをしているんだという事も、ある程度のレベルに達せなければ、こんな風に考えられない事だったりします。
やはり、気づくためには純粋に物事に取り組み、レベルアップしていく事で見えない物も見えてくるんだと実感しています。そして、この温度差のバランスをとる事が日々、気を付けなければいけないのだと思います。
純粋さ、素直さを染めない為に気を付けていく事
私は日々、純粋さについて考える瞬間があります。それは家族と話しているときです。特に子供と話すときには、オーラではありませんが、その子が出す色が染まっていっていないかを感じながら話をしています。
そして、子供に違和感を感じ始めたら、原因をさがし、最悪のケースを話し、直すように提案します。
- 何故ダメなのか
- どうしてそれがいけないのか
- それでいいのか?
- それで満足か?
などを話します。その子の良さの色を消したくはありませんし、その色を活かしてほしいと思っているからです。
仲のいい友達ができ、影響されていくのは仕方のないことです。だから、といって縛ることは間違いだと思っているので、その子のいい部分の色が消えていないかを常に確認しています。
勉強も出来ないよりかできたほうがいい。でも、嘘を平気でつくような子にはしたくありません。運動もできないよりかできたほうがいい。でも、簡単に人をだますような子にはなってほしくない。
と思いながら、その子の純粋な色がなくならないように気を付けています ^^

バランスのとり方の難しさ
本当にこれには考えさせられますよね。これ、正直難しいですよ。良かれと思っていたことも人によっては嫌がる人もいれば喜ぶ人もいます。
別にそんな意味はないのに、良くも悪くもとられてしまう。
本当に難しい…空気を読み合わせるっていうのはある意味正解なのかもしれません。
空気を読んでそこに合わせていくというのは自分がないように聞こえますが、そこで人に自分の芯が流されていってしまうのは良くないのですが、その人に合った伝え方、方法、次期をその人の空気感に合わせ、自分の芯を伝えていくのは自分がないのとは違ってきます。
しっかりバランスをとっていきたいですね。
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