みなさま、こんにちは。
本日は、前世トリップのリーディング・お客様からいただいた感想をシェアさせていただきます。
前世は、私たちが生きた記憶。
この記憶は、楽しかった記憶もあれば悲しみが強い記憶も存在します。
強い悲しみを知ることで潜在意識は防御方法を学ぶからです。
今日ご紹介するお客様、S様は男性に苦手意識を持っているとのことでした。
その理由が前世の記憶にありました。
愛してやまない娘を守れなかったと悔やんだ前世の記憶。癒したいと願う潜在意識に癒す時間を。
〜前世トリップでの出来事〜
潜在意識に繋がろうとすると、すんなりと繋がることができました。
潜在意識が私の手を引いて、ある場所を目指しているように受け取れます。
周りは紺色の壁に覆われており、少し先に黄色い光があるように見えます。
とても優しい雰囲気と同時に伝わってきた感覚は、
【隠れていなければ】【潜んでいなければ】という感覚でした。
次第に見えてきたのは、優しそうな女性の胸元に抱かれた女の子の赤ちゃんです。
ここまで連れて来てくれた潜在意識にお礼を言うおうと後ろを向くと
右手を振って
『さようなら』
と潜在意識が言います。
どこか寂しげな、どこか悲しそうな潜在意識でした。
気持ちを切り替え、見えている映像をリーディングし始めました。
- 赤ちゃんがS様か?
とペンデュラムを振りますが答えはNO。
- 赤ちゃんを抱えている女性がS様か?
という問いにYESに振れます。
妙に嫌な感覚が流れてきました。
女性が悲鳴をあげるような映像も一緒に流れてきます。
そして、前世の方がどのような人生を歩んでいたのかがなんとなくわかってしまった瞬間でもありました。
身寄りがない宿屋で働く女性。大切な家族が増える喜び。
女性の姿は、少しだけふくよかに見えますが、顔の骨格がはっきりしており、あっさりとした顔つきです。
服装などからみて江戸時代あたりの様子です。
前世の人は、宿屋のような場所で仕事をしていました。
お食事を運ぶように言われた前世の人は、食事をのせたおぼんを手に部屋へ入ります。
部屋には誰もいませんでしたが、その部屋を去ろうと立つと、ガラッと部屋に入ってきたお客さんと鉢合わせます。
お客さんの勘違いから、彼女の同意なく体を重ねられてしまいます。
そして、彼女は妊娠しました。
身寄りがない為、宿屋で出産をします。
あの出来事は悪夢でしたが、赤ちゃんを授かったことはとても嬉しかったようです。
そして、産後いく日も休まず働き出しました。
仕事場のみんなの支えもあり、仕事と育児の両立ができかけていました。
赤ちゃんも大きくなって、首も座り、体つきがしっかりし始めた頃、事件は起きました。
争いに巻き込まれた我が子。悔やまれない母心。娘を思い出し、母の顔。
いつも娘がいる部屋へ行くと、娘の姿がありませんでした。
彼女が自分の子どもを見つけた時、見るにみれない、冷たい体になっていました。
あまりにもショックが大きく、娘がその後、どこに埋められたのか、どう葬られたのかも知ることを拒みました。
季節が過ぎた頃、【娘がどうしてあの姿になり、この世を去らなければいけなかったのか。】
と風の噂で耳にします。
防ぎようがなかった関係。争いに巻き込まれた我が子を助けられずに心に穴を作ってしまった母。
娘の父親にあたる男性は、権力と財力を持っていました。
男性は亡くなり、世継ぎ争いが子供たちの中で起こり、子供たちの手によって葬られたのでした。
そこから前世の人は精神を病んでしまいました。
自分を責めては、涙を流し、いつしか優しく微笑んでいた彼女からは、笑顔が消え、
ご飯を食べることも、日を浴びることも避けていきました。
次第に痩せこけ、自分で立つこともできなくなりました。
窓から差し込む光だけをみて、
か細い声でこう言います。
『ごめんね。』
『そっちは楽しい?』と。
横たわり、服の間から見える細い腕。
そして、彼女は娘の幻をみつつ、眠っていきました。
この時の彼女は、とてもとても穏やかで母の顔つきでした。
赤ちゃんを抱いていた、はじめに見た時の姿のように柔らかく、優しく。
私のようになってはダメ。強く生きた前世の人と張りつめた糸。
今のS様へのメッセージを貰うべく、少しだけ時間を遡り聞いてみました。
大きなお腹を両手で押さえながら、散歩をしている彼女が見えてきます。
いつもお決まりの、
【未来の自分へメッセージはありますか?】と聞きました。
『んー…そうですね〜』
物腰が柔らかい方です。
『嫌なことを引きずっていても、それでも生きなきゃいけない。
ご飯を食べるために働くのよ。
私は、一人でこの子を育てる。
私のようにこの子に寂しい思いはさせないわ。』
彼女は、親に捨てられていました。
お兄さんが唯一の家族でしたが、今はどこにいるのかも知らない状態でした。
『たくさん、愛してあげたいの。』
そして、こんな風にも言っていました。
『自分だけが頑張ってるように感じたり、
自分だけここにいるような感じ(孤独感)もするの。
けれど、それでも前を向けれれば、周りの人が助けてくれる。
下を向いているのではなくて、
顔を上げれば、その様子がわかるもの。
下を向くだけじゃだめ。
前を向くのよ。』
このような言葉を言っていました。
素敵な言葉を残していたのにも関わらず、あの悲劇には、太刀打ちすることが出来なかったのは、
今まで張りに張り詰めていた糸が切れてしまったからなのでしょう。
それだけ、娘がかけがえのない存在で、大切で愛おしくて、自分が生きる意味でもあり、唯一の家族だった。
自分の家族だった。
遠くから声が聞こえてきています。
リーディング中にずっと、
『癒したい。』
と潜在意識の声が聞こえてくるのです。
そして、もう一つ。
このメールを送る直前に受け取った言葉です。
この言葉は、前世の人からです。
『あなたは、私のようになってはダメ。』と。
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リーディング結果をお送りした際、S様から感想メールをいただきました。
ご紹介させていただきます^^
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満足いくリーディングでした。前世リーディングの結果で涙が止まらず、共感。
文字に起こし、ご紹介させていただきます。
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リーディング結果と素敵な絵をありがとうございます。
今までに、他の占い師さんたちに2度、前世を見てもらったことがありましたが、その時は、修道女だったり、好奇心旺盛な先住民族の男性だったり…。
国も性別も違うのに、どれも性格を聞いていくと、すごく似ている部分もあって、不思議でした。前世ってたくさんあるんですね!
まさか前世リーディング結果にな涙するとは思いませんでした。
職場で、リーディング結果が届いている事に気付いて、早速、読み進めていたのですが、途中から、何度も涙が出てきてしまいそうになりました。
職場で泣くのはまずい!と思い、帰宅後、読み返しました。
もう、涙が止まりませんでした。
前世のリーディング結果で泣いてしまうとは、思わなかったので、少し驚いています。
私も、唯一、家族のような存在だった子(小鳥)たちを亡くした時、仕事が忙しくてなかなか遊んであげられなかったり、
最期を看取ることが出来なかったので、前世の彼女の後悔の気持ちとほとんど同じ事を思って、自分を責めていました。
そして、食欲も無くなって、生きる気力も失って、体重が減って一時期は、体がふらつくくらいまでになってしまいました。
その時は、周りに支えてくれる友達の存在があったから、
少し前を向けるようになりましたが、前世の彼女の気持ちを痛いほど共感してしまい、涙が止まりませんでした。
まだ、完全には前を向いて進めそうにありませんが、彼女が残してくれた言葉を思い返して、少しずつ頑張って行こうと思います。
男性から無意識に距離を置きたいと思う理由も少し分かった気がして、満足なリーディング結果でした。
ありがとうございました。
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という感想をいただきました。
また、S様は潜在意識が癒やしたがっているのを事前に察知されていたみたいで、
アロマなどの癒す時間・行動を取られていると言っておられました。
1日も早く、潜在意識の悲しい記憶が癒されることを祈っております。
素敵な感想をいただき、ありがとうございました!
悲しい前世の記憶は、今の私たちを守るためでもあること。
私たちは、前世の記憶を覚えて生まれてくるわけではありません。
ですが、同じ行動をとってしまったり、同じ考え方になってしまいます。
そこに強い悲しみが加わると、少しだけ違う行動へと動くようになります。
そうやって、潜在意識は自分は傷に痛みながらも今の私たちを守ってくれていることに感謝しなければいけませんね。
それでは、素敵な1日をお過ごしください°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
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